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発表のワザ

これから論文を書く若者のために 大改訂増補版 Book これから論文を書く若者のために 大改訂増補版

著者:酒井 聡樹
販売元:共立出版
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上記の本で有名な酒井先生が新しい本の計画を練っているそうです。

その名も『これから学会発表をするわかもののために

いくら研究の質がよくたって、伝え方が悪いと相手は理解してくれない。理解してくれなければ評価してくれない。特に最近はポスター発表に関しては優秀賞とか出して若手を積極的に奨励し始めている。学会でのポスター賞は履歴書の賞罰欄に書けるのでもらっておくとあとあといいことがあるかもしれない。

ポスター発表は、自分の発表のウリを凝集したもので、なんでもかんでもポスターに書けばいいものではなく、ある程度情報を絞り、そして見やすく表示しぱっと見ただけである程度の理解ができるように作るのが理想だ。

直観的な理解が優先されるので、論文や口頭発表のときのように

「序論」「目的」「材料方法」「結果」「考察」

と並べるのは必ずしもよいとはいえない。
だいたいこの方法でポスターを作ってしまうと研究で一番言いたいことである「考察」部分が一番下の部分になってしまい、非常に見にくくなってしまう。
そして一番見やすいところに「材料方法」が来てしまって、「あなたの言いたいことは方法なんですか?」と思われかねない。
材料方法なんて、興味を持った人がより詳しくその研究について知りたいときに見ればいいことなので、下の方に置いておけばよい。(方法がウリのときはこの限りではないけど)

ポスター発表をしたことない人は最初にこの順番を崩すことに非常に抵抗を感じることが多いようだけれど、実際順番を崩すと崩さないとではぱっと見の理解のしやすさがまったく違う。学会でのポスター発表は、大勢の人が同時に発表するので見る人も理解しやすいことが良いに決まっている。

そんなこんなで、酒井先生は本を書かれるそうです。
そして、今回の生態学会のポスター発表で縮刷版を配布している人からもらいまくり、総数175枚集めてその中からわかりやすいポスターを発表している。自分も会場に縮刷版を置いておいたので、175枚のうちの1枚は自分のものなのだろう。

残念ながら自分は選ばれなかった。まだまだ修行が足りないということだな。

酒井先生が選んだ最優秀賞のうち絶賛の飯島さんのポスターはご自身のサイトで掲示されている。(パワポファイル)

見てみると非常にわかりやすい。
しかしながら、拙者自身の発表でここまで情報を削れるか?と考えてしまう。
ある程度、自分の使っている動物はかなりマイナーな動物なので、ある程度説明をしないといけないと思うし。

いづれにせよ、これらを参考にして次回も頑張ります。

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