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鳥の自然史

鳥の自然史―空間分布をめぐって 鳥の自然史―空間分布をめぐって

著者:天野一葉,植田睦之,江田真毅,加藤和弘,金子正美,黒沢令子,小池重人,島崎彦人,鈴木透,高須夫悟,西海功,長谷川理,樋口広芳,百瀬浩,山浦悠一,山口典之
販売元:北海道大学出版会
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北大出版から新しい鳥の本が出ました。

オムニバス形式で、日本の研究者による最新の研究成果が載っています。
内容は比較的研究者向けのものと感じますが、鳥屋さんにも興味がありそうな話も載っています。

たとえば、カモメの話は、ホイグリン、モンゴルカモメの話題に触れられており、形態で識別が難しく、一部のウォッチャーの興味の的になっているこれらの仲間が、遺伝的に非常に近縁であり系統進化学上でもおもしろいモデル生物であることが述べられています。

また、アマチュアの鳥屋さんが身近に参加できる鳥の調査活動としてモニタリング調査がありますが、それに関しても1章分ページが割かれており、世界のモニタリング事情やモニタリングの種類・手法、どうしたらモニタリングに参加できるかなどが割かれている。
これを読んでみて、いままでモニタリングに参加したことない鳥屋さんも自分のできる範囲でモニタリングに参加してみるのはどうだろう?

上記の内容以外にも保全、外来種、競争、進化、民俗学的な話など話題豊富なので、鳥の研究者やその卵だけでなく、ウォッチャーにも広く読んで欲しいと思う一冊です。

自分は縁あって、この本をいただきました。

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