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2010年2月

Collins Bird Guide 2nd edition

Collins Bird Guide Collins Bird Guide

著者:Lars Svensson,Killian Mullarney,Dan Zetterstrom,Peter J. Grant
販売元:Collins
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イギリスを中心としたヨーロッパの鳥を扱ったこの図鑑。
日本の鳥(ヨーロッパとの共通種)も載っており、大陸系の珍鳥の識別などにも使えて、
日本でも使おうと思えば使える(友人はこれを日本で持ち歩いて鳥類識別しています)。
とにかく図版が美しく、英語が読めなくても絵を眺めるだけでも鳥屋なら幸せになってしまうのですが、この第2版が3月4日発売するようです。

第1版は以前に買って本棚の肥やしにして、たまに取り出して眺めていたのですが、
第2版も安いし買っちゃうかな・・・
たぶん絵もさらに良くなっているし、ページ数も増えているので扱っている種も増えているでしょう・・・

ハードカバー版はすでに発売済み。
Collins Bird Guide

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出羽ノ鷹狩

出羽ノ鷹狩 Hawking in Dewa [DVD] DVD 出羽ノ鷹狩 Hawking in Dewa [DVD]

販売元:有限会社エデュエンス・フィールド・プロダクション
発売日:2010/01/31
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東北の出羽地方に伝わるクマタカを使って鷹狩りを行う鷹匠に5年間のドキュメント。

クマタカは、日本に生息する最大の猛禽のひとつで、エサは主にリス、ノウサギといった哺乳類にヘビや中型鳥類を補食する日本の森林生態系の頂点に位置する猛禽類です。
名前はタカとついていますが、実質ワシの仲間(タカとワシの区別は曖昧)です。
生態系の頂点に位置するため、絶滅が危惧される希少種であり、精悍な姿から日本の鳥屋の中ではファンが多い鳥であるだけでなく、分布域が日本から東南アジアに限定されるため、外国の鳥屋のあこがれの種ともなっています。

そんなクマタカを用いて鷹狩をし、さらにその文化が現在にも残っているのが驚きです。

YouTubeにプロモーション用のサンプル動画が2つ載っています。

http://www.youtube.com/watch?v=xA7oDmau-mc
http://www.youtube.com/watch?v=PAiElxij2Ew

クマタカを手に乗せている姿がカッコイイ。そして、クマタカはデカイ!!
ウサギを追わせている映像もありますが、非常に迫力があります。
本編では、もっと迫力のある映像が見られるのでしょう。

2本目の映像では、クマタカの初期の訓練から出立までの映像でこの続きが非常に気になります。

制作したのは、鳥類の調査研究、映像制作を業務とするEFPという会社。
YouTubeで検索するシロハヤブサとかオオタカといった猛禽類などの非常にクォリティの高い映像が出てきます。

猛禽の仕事が専門のようなので、猛禽を知っている人達が制作したかなり力の入った作品であることが伺いしれます。

そんな猛禽の専門集団が製作したこの作品は、日本で稀少な文化の記録映像としてだけではなく、クマタカの生態の資料としても十分価値のある映像だと思います。

本編が見たいです。

出羽ノ鷹狩 Hawking in Dewa [DVD]

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勇払の陸からネズミイルカ

勇払でコオリガモを見ようといそうな場所へ行くと数10メートル先で何か鳥でない大きなものが海面を出入りしているのが見られた。

双眼鏡で見るとイルカの背びれだった。
イルカは2頭の群で、背びれだけ海面にあげ2,3回姿を見せたあと見えなくなってしまった。
写真は、見ることに一生懸命で撮ることができなかった。

自分はイルカの知識がないので、家に帰って、

新版 鯨とイルカのフィールドガイド 新版 鯨とイルカのフィールドガイド

著者:大隅 清治,本山 賢司,笠松 不二男,吉岡 基,宮下 富夫
販売元:東京大学出版会
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を調べてみる。

観察季節が2月・見た数2頭・観察地は勇払の海岸・背びれは小さい・模様は特に見えない

上の条件で、巻末に載っているウォッチング船の紹介のところに室蘭の鯨類の出現種をピックアップし、特徴を照らし合せるとどうやらネズミイルカだったようだ。

ネズミイルカは沿岸性で冬から春にかけ胆振にやってきて、群サイズは2~10頭前後。
そして、背びれは小さな三角形で背びれと周辺の背中には模様がないと条件がそろっていた。

船には警戒して近づいてこないと書いてあるので、勇払のイルカウォッチングでもなかなか見られないかもしれず、かなりラッキーでしたね。

ちなみにコオリガモは見られました。
アオーナ、アオーナ
と鳴き声まで聞くことができただけでなく、間近でディスプレイまで見ることができた。

Koori

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モモンガのフン

Frfun1 2010.1.30 苫小牧市

俵型で非常に小さいフンです。
モモンガは、ムササビと同じく出巣してすぐにフンをして体重をできるだけ減らしてから滑空するので、 営巣木の根元には、たくさんのフンが落ちています。しかしながら、あまりに小さいためムササビのようになかなか見つけることができません。
しかし、雪がつもれば話は別で、白い雪の上に小さなフンがポツポツとあるのがわかり見つけやすくなります。
Frfun2 2010.2.7 苫小牧市

モモンガのウンチングスタイル。
出巣したてのモモンガがこのポーズで排糞しており、観察すると小さなフンが幹を伝ってコロコロ落ちるのが見えました。

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カンガルーの足跡

朝、テレビ(朝ズバ)を見ていたら大崎市のカンガルー騒動が放送されており、
物的証拠として、カンガルーの足跡と糞なるものが出ていた。
ビデオに撮ってはいないので、再確認することはできないが、あれはウサギの足跡と糞ですね。

VTR中に東京農大の土屋先生が糞を見て「ウサギじゃないか」
と言っていたが、足跡に対するコメントはなかった。
恐らく、土屋先生が「まちがいなくウサギ」
と言っていたから編集でカットしたんではないかと思う。

Yukiusafs 2010年2月6日に西岡水源地で撮影したエゾユキウサギの足跡の写真ですが、これとおなじような足跡がカンガルーの足跡として紹介されていました。
エゾユキウサギの足跡は前にも取り上げました

ということで、「朝ずば」で放送されていた足跡は、宮城県なので、エゾユキウサギとは別種のトウホクノウサギですね。

さて、カンガルーの足跡はどういうモノなのか気になったので、調べてみました。
「kangaroo foot print」とか「kangaroo track」で画像検索すると出てきました。

これとかこれとかこれとかこれとかです。
ちなみにワラビーはこれのミニュチュア版の足跡です。

Yukiusafs
↑ひとつネットから引っ張ってきました。クリックすると写真の出元に行けます。

基本的に尾を引きずって歩くので足跡にも尾っぽの跡が残りますね。
足跡が二股に分かれる感じでとても特徴的です。
スケールがないのでわかりませんが、歩幅も結構ありそう。
VTR中に走る時はシッポが立って地面につかないと言っていましたが、
そのときは、さらに歩幅があることでしょう。

大崎市に本当にカンガルーがいるかどうか気になるところです。
だれかセンサーカメラで調査すればいいのに。

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食べられあと

今シーズンの鵡川はコミミズク、ケアシノスリ、ハイイロチュウヒなど猛禽が大当たりでお祭りになっていることは、道民バーダーの中では周知のコトだと思います。

自分も週末に鵡川に行っています。
そこでおもしろいものを見つけました。

Syokkon猛禽(犯人はわかりません)にやられたネズミの食痕です。
歩いていてこのような食痕を二つ見つけることができました。
いずれもVole系のネズミ(恐らくヤチネズミ)だと思われます。

猛禽たちのエサとなるネズミたちのポピュレーションデータがないので、断定はできないのですが、今年の猛禽祭は恐らくヤチネズミの当たる年だったのが原因の一つだと思います。

上記の写真を見るとこのネズミを食べた猛禽は、ネズミの毛をむしり、お腹から消化管を抜き取って(写真中央)、意外と器用にネズミを食べていたことがわかります。
彼らにとっては、消化管はまずいんですかね?
消化管の中身は植物がメインだろうから猛禽たちにはまずく感じるのかもしれません。 

 

そういえば、あれだけ猛禽を飛んでいてもまだペリットを見つけてないなあと。
雪に降られて隠れているのもあるだろうが、ほとんど歩かずに車ばっかり乗っているからなんだろうけど。
ペリットを見つけたら分解してみることをオススメします。
色々おもしろいものが出てきて猛禽の生活の一端を垣間見ることができます。

最後に鳥の写真を数点。
Komimi2 1月上旬はコミミが非常に多かったが、そのぶん人も多かった。
そんなことも気にせずコミミは人の近くを飛んで行きます。
しかし、最近は出現頻度が減っているようですね。
目撃情報によるとハヤブサに食われていたりと、だんだんと数を減らしていっているのでしょう・・・

Komi4

Keashi1 かなり遭遇しているはずなのだが、なかなかいい写真が撮れないケアシノスリ。
ウデがまだ未熟なんです。

Nosu1 こちらはただノスリ。
ケアシよりは写真を撮らせてくれます・・・

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